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  • 2016.06.29 Wednesday
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GUNSLINGER GIRL 全15巻

●冬の漫画大会。ブッコフ購入。
●あらすじ略

これは大変複雑でした。
限られた生を必死で生きる少女たちと、彼女たちを支えようと悩む無力な大人たちの葛藤。
少女も周りの大人も、悩みながらも一生懸命お互いを愛して、小さい希望をつないでいく。
……というお話で、何度も泣いたし、感動もしたのだけど。
この感動的なお話の土台となる設定が、なかなか受け入れられなかった。

見捨てられて死の境をさまよっていた子どもを助けて、殺人兵器としての役割を与える。
兵器として暴走しないように、担当者に絶対服従するマインドコントロールが行われる。
子どもたちは、担当者を慕い、担当者のためなら平気で命を捨てる人になる。
特殊な手術を行うので、子どもたちは長くは生きられない。

……という設定なんだけど、この設定は、あまりにも、あまりにもグロテスクじゃありませんか。
自分のことだけまっすぐ愛して、自分を全肯定してくれて、自分なしでは生きていけない少女。
でも、力が優れていて、自分のピンチは体を張って助けてくれる少女。
そんな男性的に都合の良い少女たちが、担当者を守るために大怪我しながら戦うわけですよ。
彼女たちは、過去に虐待とかされてるわけですよ。マインドコントロールまでされてるわけですよ。
フィクションとはいえ、この感動を作りだすために、こんなに酷い目にあってる彼女たちがかわいそうだよ。
男性が感動する作品を作るために、女の子がここまで酷い目に合わなきゃいけないのかと、ホントに泣きそうだった。

考えすぎかもしれないのだけど、
男性の無自覚なエゴでばしばし顔をたたかれているような気になてしまった。
いやほんとに、考え過ぎなのかもしれない。最初にそう思いこんじゃったのがダメだったのかもしれない。
それでも、最後までそのつかえが取れず、心から作品を楽しめなかった。
唯一スッキリしたのは、ジョゼがヘンリエッタに撃たれるところかな…。
トリエラの話とかすごく良かったし、ぺトラも好きだし、アクションシーンはカッコいいし、
イタリアっぽい感じも素敵だったし(行ったことないけど)、女の子たちもかわいいし…だけど、
「この作品を楽しんでいいのだろうか」という気持ちが最後まで抜けなかった。残念。

 

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