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  • 2016.06.29 Wednesday
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オレたち花のバブル組

●半沢直樹1作目がおもしろかったから。本屋さんで購入。

●銀行員の半沢直樹が、嫌味な金融庁や、古い体質にこだわる行員と戦う。また、鬱で出世街道からドロップアウトして出向した半沢の同期の近藤は、非協力的な出向先で孤立奮闘する。

 

おもしろかった〜 娯楽作だなぁ。

オネエ言葉の金融庁とか、図星なことを指摘されると顔を真っ赤にしてプルプルする行員とか、大げさなな演出も娯楽的で良いね〜。結末も分かりやすくてスカッとするよね。これ、水戸黄門のようなものだよ。

前回と同様、銀行の仕事を良くわかっていたらもっと面白いのかもしれないけど、大して分かってなくても楽しめますよ。売れてる娯楽作品は、安心して読めるからいいよな。実際に現実逃避できるし、電車内の時間が楽しく過ぎるよ。

次の作品も読もうかな〜


果てしなき渇き

●忙しい時期に、現実逃避できる本を探して。映画をみたから。本屋で購入。

●あらすじ略。

 

おほぅ…。おもしろかった。期待した通り、映画よりも数段おもしろかった。しかし、暴力表現がきつい。きついのが悪いんじゃない。私が年取って、とんと暴力表現に弱くなったのです。特に、娘の友だちがボロボロになるさまはほんとにきつかった…。ほんとに…。暴力表現がきつい作品の中には、本当にすばらしい作品がたくさんあって、私は結構そういうのが好きなのだけど、最近はそれに負けてしまう。暴力表現へのショックで集中できなかったりするの。つらい…。この本の作者さんがこないだすすめていたBL本も興味があったけど、あらすじ読んでかなり暴力的だったので躊躇している。読みたい…けどたぶんつらくなるから読めない…。こんなにふがいないことないよ。

 

映画は公開時にみにいった。おもしろかったけど、よく分からない点もあった。でも、何より加奈子役の小松菜奈さんがめちゃくちゃ良かったなぁ。演技とかじゃなく、存在感が。あれだけで「みてよかったぁ」と思えるぐらいの素晴らしさだった。


オレたちバブル入行組

●売れてる本が読みたくて。大昔、誰かが「めちゃくちゃおもしろい」と言っていたのを思い出して、本屋さんで購入。

●銀行員の半沢直樹が、金を借りても返さない迷惑野郎や、理不尽な汚職行員を完膚なきまでに叩きのめす話。

 

あ、いや、さすが、おもしろかったです。

銀行の話は難しくて頭に入ってこないところがときどきあったけど。銀行で働いている人が読んだらおもしろいんだろうなー。ドラマは見ていないけど、ドラマを見て元銀行員が面白いと言っていた気がする。確か。

舞台も関西だから想像しやすいし、わくわく読める娯楽作品でした。

しかし、まったく仕返しに容赦がなく、とことん強気で攻めるタイプの半沢さん。今の若い人にはそこまで共感されなさそうな気がしたのだけど、どうなのかしら。それこそ、バブル期の人って感じがした。


残穢

小野 不由美
新潮社
¥ 637
(2015-07-29)

●売れてる本が読みたくて。本屋さんの平置きで購入。

●作家の「私」のもとに、ファンから怪談のエピソードが届く。それは実体験で、賃貸物件の和室から、畳をなでるような音が聞こえる、というものだった。興味をもった「私」は、その手紙の主・ライターの久保さんと、メールや電話のやり取りをするようになる。現象の発端を見つけようとする2人。かつて部屋に住んだ人や周囲の住民に取材を続ける。現象の発端に近づいたり遠ざかったりしながら、おおもとの原因に2人は近づいていく。

 

地味やなー

地味だからつまらないというわけじゃなくて、地味怖い話だった。

穢れは伝染していく、という話なのだけど、リングのようにドラマチックかつファンタジックに伝染していくのではなく、「伝染しているのかもしれない」「伝染する場合としない場合があるらしい」というふわっとした条件で、現実とも虚構ともつかない怖さが最後まで続くの。そのあいまいさがやけに現実的で、この本を読んでいる私も伝染するのではないか、というひっそりしているけど比較的確かな怖さがありました。


岡村靖幸『あの娘と、遅刻と、勉強と』

●友達に借りた。
●岡村さんがいろんな方と対談する。

おお、おもしろかった!
岡村さんにあまり興味がなかったのだけど、俄然興味が出た。
PVとか改めてみたら、カッコいいし!

で、何がおもしろかったかというと、やたら岡村さんが臆面もなく
「○○さんはモテますよね?」「いやモテたでしょ?」「どうやったらモテるんですかね?」
とか言っていて(いや、ごめん、今読みなおしたらそんなに言ってなかった)、
それが何だか素敵だと思ってしまった。……いや、これではアホみたいやな。そういうつもりはなくて。
要は、岡村さんのピュアさというか素直さみたいなのが、インタビュアーとしてとても有効に働いている気がした。
対談って、「雲の上の人と雲の上の人が、よく分からない言葉と内容でなんかグフグフ盛り上がってて、
下々の私はそれをはたから見て『うわ〜なんかすごい〜盛り上がってる〜』みたいな雰囲気を楽しみながら
ちょっとだけ何か理解したような気になる」というものだと思っていたのだけど、この対談はちがう感じ。
岡村さんが
良い意味で子どもっぽい感覚の率直な質問をするのが良いの。
岡村さんの横に座って一緒に話を聞いてる気分になる。
これ、知性の低い対談というわけでは決してないんだよ。アーティストならではの意見とか、知的な切り替えしとか、
豊かな経験を感じさせる質問とかがあって、かけ合いによって世界が広がって深まっていくのも、すごくおもしろい。
何だろう、かなり雲の上のはずなのに、まったく雲の上感のないこの対談は。

インタビュイーも素敵な人、私が興味ある人、おもしろい人ばかりで、ホントに楽しかった。
いい本読んだ。買っておいときたいぐらい。

映画でにぎりっ屁!

●冬のまんが祭り、追加で。ブッコフ
●榎本俊二が、漫画と文章で映画の感想(コラム)を書いている。

榎本俊二ファンの私ですが、そこまで乗りきれず。
いや、映画好きなんだなーとか、それはすごい伝わってきたし、
女優や俳優の似顔絵おもしろいなーとか(トムクルーズとキアヌとブルースウィリス)、
なるほどそんな見方もあるんだなーとか、感心したところもいっぱいあったけど、
紹介される映画に対して「あまりおもしろくなさそうだなー…」という気持ちばかりがわいてきて、
映画コラムとしてどうなんだろう!…と、少し思ってしまった。
いや、つまらない作品をウソついておもしろいと書く必要は全然ないけれど、
つまらないなりに作品に興味を持たせるような何かがあっても良いかなーと…。
何だろうなぁ、漫画中にある文章の解説が、あまりにもガチの感想というか、
説明っぽいというか、作品像が浮かんでこないような感じかなぁ…。
そう考えると、作品を紹介しつつ感想も述べるコラムって、難しいな。
あと、作者なみに映画に詳しければ共感できておもしろいのかもしれないね。

緑の毒

桐野 夏生
KADOKAWA/角川書店
¥ 648
(2014-09-25)

●本屋さんで購入。ドロドロしておもしろいものが読みたかった。ポリティコンの勢いに乗って。
●開業医の川辺は、自分の妻が優秀な救急救命医と浮気をしていることを知っているが、知らないふりをしている。その状態を苦しみながら、どこかで楽しんでいる。そこでたまった鬱憤を、レイプで発散しているのだ(最低やー)。一人暮らしの女性の部屋へこっそり侵入し、スタンガン&薬品で眠らせて、そのすきにレイプ(最低やー)。それなりにうまく行っていたが、被害者が増えるうちに、彼女らが少しずつ結託を始める…。

ドロドロのゲスゲスですよ。ひでーよ。ひでーけど、悪い奴らがちゃんとやっつけられるから、一応スッとするよ。
上下巻のポリティコンと比べたら、読みごたえは薄いかもしれないけど、それなりに楽しめたよ。
犯罪のやり口が甘いのと、偶然が重なりすぎるのと、解決が割とあっさりしている点が気になるけど、
まあ、ドロドロとスッキリを楽しめたのでいいですよ!ゲスいエンターテインメント!

ポリティコン 上下巻

●ブッコフで購入。ドロドロしておもしろいものが読みたかった
●過疎化&高齢化するかつてのコミューン村で、たった一人の若者として暮らしている東一。えらそうな老人たちにアゴで使われながら、恋人もなく、権力もなく、わびしくニワトリの世話をしている。そこへ、ワケありの偽装家族が入村の希望をしてくる。偽装家族の一人・真矢は、美貌の16才だった。真矢に一目ぼれした東一は、真矢を手に入れるために変わっていく。金・名誉欲・色欲の権化のようになる東一。東一のアキレス腱ではあるが、それ以外の力は何も持たない真矢。二人が村やその周辺を嵐のようにかきまぜて、その嵐に東一と真矢自信も翻弄されていく。

桐野さんのご本は、だいたいおもしろいので、もう信頼致しております。
これもおもしろかったよ!共同体を支配する難しさが、個性豊かな登場人物が演出してくれるのでおもしろい。
東一自身が欲の塊のギトギトした俗物なんだけど、全共闘あがりの理屈っぽいナチュラリストとか、ヒッピー気取ってるババァとか、芸術しとけば生きていけると勘違いしてる年寄りとか、コミュ障のイケメンとか、みんなが自分勝手で自分の欲に忠実。そんなあぶなっかしい団体を何とかコントロールしていくのがとてもおもしろかった。脂っこい人たちから一歩引き、純朴にタダ暮らしている外国人妻たちも緩衝材になってホッとできるのもいい(とは言え、その人たちもいろいろ裏があるんだけど)。
そんな個性的すぎる奴らを力と金でねじふせて、好き放題やってきた俗物の化身みたいな東一が、最後にきっちりお灸をすえられるのもすかっとする。真矢と同様、あれで私も東一を一旦許す気になった。そして、そこからやっと二人の関係が始まったところは、素敵な恋愛物語に思えた(全然あこがれないけど)。
過疎化した村が大ピンチになって、村をブランド化して、有機農法だのなんだので若者を呼んで成功していく…など、そこらへんの話もありそうでおもしろいね。
一気に読んでしまったのが残念だ。楽しい時間はすぐ過ぎてしまうんだなぁ…。

言い寄る

●恋愛もので探して、図書館。
●特に好きじゃないけど心も体も相性が良い剛、本気で恋をしているけど鈍すぎて指一本ふれられない五郎、スマートに不倫的に愛してくれる年上のおっさん水野。3人の間で揺れ動く31歳。

3人とそれなりにつきあいながら、その関係が少しずつ進んで、歪んでいって、最後にぶっ壊れる。
ぶっ壊れた先に、少しだけ新しい希望の光が差す。
そんな感じで楽しめました。でも、五郎を恋する気持ちがよく分かったので、五郎にふられるくだりは大変きつかった。(きついからこそ最後の希望の光が良いのだけど)。アホと思ってた友だちに、何年も前から好きだった人を取られるんだぜ…。しかも、五郎が友だちに惚れてるんだぜ…。二人ともあっけらかんとして、主人公のことを友人としては大切にしている辺りがまたきつい。剛をあさましく思いながらも気が合ういまいましさとかも、変にリアルでおもしろかった。
語り口が軽快で、よく知ってる関西の地名が出てくるのも楽しい。

水の眠り 灰の夢

●恋愛もので探したつもりが、あれれ。ブッコフで100円だった。
●戦後、高度経済成長期が始まりそうなときのサスペンス。主人公はトップ屋(フリーの売れっ子週刊誌ジャーナリスト)の村野善三。ちまたでは、地下鉄爆破事件を起こした草加次郎と名乗る犯罪者が世間を騒がせている。草加次郎を追う村善だが、ひょんなことから女子高生殺人事件に巻き込まれてしまう。容疑者として取り調べを受け、亡くなった女子高生に良心の呵責を覚えた村善は、草加次郎の件と同時に、女子高生殺人事件を追うことになるが…。

いろいろ散らばった小さな謎が、一つひとつ明かされていくのはおもしろかった。でも、ちょっとよく出来過ぎかなぁ。すごい偶然だよなぁ。二つの事件が重なるなんて…。昔は日本も人口が少なかっただろうから、あり得ることなのかな。
読みごたえはあったし、それなりに先が気になったし、腹が立つこともなかったし。良かったんじゃないでしょうか。

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